会山行紀行文 2024年
11/21(木)
晴れ
森と堤のうるおいコース
参加者 (紀行文) 1866 S/T
No−T53 グレード:D  25名 (俳句) 557 T/K
 担当リーダー 1866 S/T (男性5名・女性19名・体験1名) (写真) 1866 S/T
≪コースタイム≫
新潟駅南口7:05=三条燕IC7:40=大平公園・駐車場(8:15−8:25)…大平森林公園…うるおいコース・スタート地点8:40…第一展望台9:10…東屋・休憩(9:25−9:40)…小栗山集落分岐9:50…第二展望台10:10…見附城跡(10:25―10:40)…元町神社11:05…バス乗車11:15=イングリッシュガーデン・昼食(11:40−12:45)=本成寺(13:15−13:45)=道の駅・燕三条地場産センター(14:00−14:30)=三条燕IC14:35―新潟駅南口16:00(解散)
≪紀行文≫
〜〜〜天候にも恵まれて皆さんに楽しんで戴きました。〜〜〜

 数日前から悪天候が続き、山行予定日も「曇りのち晴れ、14時頃より雨」の予報なので、実施か中止か悩んだけど、各種予報の中には降らない予報もあるので、実行を決断しました。新潟駅南口を出る頃は、青空も少し覗く好天気!となってきて、現地に来てみれば、寒くなく暑くなく無風のトレッキング日和!でした。

 先ずは、大平森林公園の駐車場でバスを降り、準備を整えてから歩き出します。
 大きな池の畔を廻り、キャンプ場を右手にみて少し進むと、本日の丘陵地を歩くスタート地点に到着しました。
大平森林公園のPでバスを降りて準備 池の堤に上がって池畔を歩き、キャンプ場を横目に進みます
紅葉した木の下を落ち葉を踏みつつ 暑くなく寒くなく、緩い登りをゆっくりと快適に。

 歩き易い広い道、時間も充分とってありますので、急ぐ必要はありません。皆さん、其々に会話を楽しみながら歩きます。
 しばらく進むと、右手が開けた展望地に出ます。弥彦山や角田山が望め、三条の市街地も見えました。

8078z・8080z・8081z 
最初の展望台。手前に三条市街、遠くには少しモヤった弥彦山や角田山も望めて、歓声が上がります。

 更に進むと、今日の最初の休憩地・東屋です。ここは展望もいいので、其々に腰を下ろして休みます。

 天候は更に良くなり見晴らしも素晴らしい!、快適な休憩時間となりました。

 遙か遠くに白く輝く妙高山・火打岳が見え、海岸線に沿っては米山が望めます。 
 休憩地・東屋が見えてきました。
緩い丘陵地の道は、坂も苦になりません。会話をしつつ快適に歩きます。 東屋で休憩です
第二展望台からは、遠くに白く雪を被った妙高や火打が望めます 近くには角田山も見えます

 東屋を後にして更に前進し、緩いアップダウンを楽々と歩くうちに、「見附城跡(標高119m)」に到着!

 上杉謙信の死後に起こった「御館の乱」では、上杉景虎側の武将が立て籠もったと伝わる城跡は、栃尾と三条を結ぶ街道の要衝でもあったといいます。
見附城跡の案内板(少し汚れています) 城跡で展望を楽しんでから下山です。
1〜2班 3〜4班

 ここで暫し休憩し集合写真を撮ってから、やや急坂を下り終点に向かいます。
 路の両側には短歌が添えられた地蔵様が次々と現れ、私たちの安全歩行を見守ってくれていました。
 そして、無事に終点の「元町神社」に到着しました。
本日一番の急坂を下ります。道の両側には、何体もの地蔵様が短歌と共におわします
 
見事な紅葉色と共に、下山口の元町神社に全員が無事に下山!    

 トレッキングを無事に終えてバスに乗り込み、その後は、「イングリッシュガーデン」で昼食と見学を楽しみ、節分大祈願会の鬼踊りで知られる「法華宗総本山・本成寺」に参詣しました。
 イングリッシュガーデンに来ました こちらの噴水池の休憩所で、ゆっくりと時間を採って昼食を楽しみました
 見事な本成寺の山門、見応えがあります 本成寺本堂では、無事下山の感謝を込めてお参りしました

 更にその後は、金物の街・三条市と燕市の製品が一堂で見られるテーマ館「燕三条地場産業振興センター」に立ち寄り、帰路へ。 
 テーマ館「燕三条地場産業振興センター」では包丁やナイフなどを買物される参加者もありました。

 天気に恵まれた楽しいトレッキング、下山後に三ヶ所の見どころも回る充実の一日、参加の皆さんから喜んで戴きました。

 丘陵地帯を歩くトレッキングに加えて、近在の見どころ三ヶ所「本成寺・イングリッシュガーデン・燕三条地場産業振興センター」を訪ねたこの日は、天候にも恵まれて皆さんに楽しんで戴きました。

 リーダーとしては、「こんな山行、大好き!。またやって下さい」の言葉がととても嬉しかったです。   
 (おわり)
(俳句)557・T/K
 木洩れ日に照葉きらりと山に入(い)る
 朴落葉踏む音楽し山晴るる
 見おろせば見附の今日は町小春
 雪の積む峰県境か空青し
 落葉踏み登りて下りまた登る
 城跡は草紅葉して広々と
 冬の蜂木の根に巣あり小(ち)さく飛ぶ
 三十三番札所あり木の実降る
 夏はぜの実は黒くして山の味
 札所ごと歌碑読み下る紅葉山
 ガーデンは冬めく色や人見えず
 何も彼(か)も大きく広し紅葉寺